小さな星がほらひとつ

やればできる子

30代、週5で仕事終わりにジム通いを始めました。昨日より少しだけ成長した自分になるために頑張っている日々の記録です

コロナウィルスの感染を防げる薬剤が発見された!?

2020年に入り、はや4ヶ月が経ちました。

毎日テレビを騒がせているのは、そう!

 

コロナウィルス(COVID-19)です。

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もう今更説明は不要ですね、中国武漢から広まったこのウィルスはあっという間に世界中に感染が広まり、今や制御不能の未曾有のバイオハザードとなっています。

 

連日、感染者・死亡者の報道が続いています。

著名人やスポーツ選手にも感染者が見つかったとの報道も

そしてつい先日、志村けんさんがこのウィルスに感染し、肺炎を契機に亡くなりました・・日本中に衝撃が走りましたね(T ^ T)

 

そんな悲しいニュースばかりが報道される中、ついに!!希望の光が差し込むニュースがありました!

 

それが、コロナの感染を防げる可能性がある薬が発見された!というものでした。

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そんな発見があったこと、知っていましたか?

そう!

ただただ人類はこの殺人ウィルスに屈しているわけではありません!

世界中の英知を結集して、今この瞬間にも新たな治療薬の研究が続けられているのです!

 

今日はその発見された薬について書いていきたいと思います( *`ω´)

 <目次>

 

 

コロナの感染を防ぐ薬剤その名は・・

 

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東京大学の医科学研究所がコロナウィルスからの感染を防ぐ作用を持つ薬剤を発見しました!

そもそもコロナウィルスが人に感染する機序は、コロナウィルスが持つS(スパイク)タンパク質と呼ばれる、スパイクのような形状のタンパク質が人の細胞膜にある受容体と融合することで感染し、症状発症となってしまう。

つまり、この融合を阻止することが感染を防ぐための最も重要なテーマでした。

 

そして今回、その融合を阻止する作用を持つ薬剤が発見されたのです

 

その名は・・

 

ナファモスタット(商品名:フサン)である!

 

このナファモスタットという薬剤は、Sタンパク質と細胞受容体との有害を防ぐ

融合阻害剤となることが分かったのです!

つまりナファモスタットを使用することで、体内にコロナウィルスが侵入しても、感染するのを防げるということなのです。

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https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00060.html

東京医科学研究所HPより参照

https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00060.html

 

 

ナファモスタットってどんな薬剤?

 

 

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ナファモスタット

 

 

あまり耳にしたことがない薬剤だと思います。

ナファモスタットには大きく2つの作用があり

①膵炎の治療薬 

急性膵炎や慢性膵炎に対して、静脈輸液として使用される。

 

②抗凝固作用

そしてもう一つの作用が、抗凝固作用と呼ばれるもの。

抗凝固作用とは、簡単に言えば血液を固まりにくくする作用のこと。

体内の凝固作用に以上をきたし、出血しやすい状態になってしまったときに使われる薬剤です。

 

以上のような作用がある薬剤で、病院には当たり前に置いてある薬剤で、決して珍しいものではありません。

 

ただ、これらの作用からはコロナウィルスに効果があるなんて想像もできませんよね(*_*)

本当に研究者の方々には脱帽です!

 

治療薬ではない

 

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ここまで、希望に満ち溢れた話をしてきました。

でも、あれ?

そんな薬剤が発見されたならもっと大体的にニュースになって、どんどん治療が進むんじゃないの!?

って思うかもしれません。。

 

ですが、ここで重要なのは、ナファモスタットは決して治療薬ではないということです!

 

あくまでも感染を防げる、つまり予防薬なのです!

今世界中ではすでに感染してしまった、感染者が爆発的に増えてしまっていて、一度感染してしまってからではこの薬剤では治療することができません。

 

それでも感染を防ぐという意味では世界中で使われるべきでは!?

となるわけですが、もう一つの大きな弊害があります。

 

それは

この薬剤が高価であるということです。

 

上の写真にある1瓶が50mgで約400円。

一見そこまで高価には感じないかもしれませんが、世界中で大量に使うとなると薬剤としてはとても高価なんです(T ^ T)

さらに、もともとの作用がある薬剤のため、毎日一定量病院で使用され消費されるため大量にこの薬剤をコロナ予防のために世界中で使うことが現実的ではないということのようです。

 

 

ということで

今回は今世界中を恐怖に陥れているコロナウィルスに対する薬剤について取り上げてみました。

実際、この発表があってから僕が勤務する病院ではナファモスタットの発注が遅れているという院内アナウンスがありました。

つまり日本、いや世界中でこのナファモスタットの需要が高まり品薄になっているということです!

この薬剤が世界中で当たり前に使われるようになるのはかなり難しいようです・・

 

とはいえ、悲しい終わり方をしてもしょうがないので!w

 

このナファモスタットという薬剤はすでに当たり前につかわれている薬剤のため、新薬発見!のように、人に使われるまでに臨床実験を繰り返して〜といった工程は必要なく、すぐにでも使えることが最大のメリットであり、予防としての効果があることが証明されているわけですから、使い方やタイミング次第では、この爆発的な感染拡大を止めるための大きな要因にある可能性は大いにあると思います!

 

ということで、みなさんもコロナウィルス対策。

手指の消毒、経口消毒そして、不要不急の外出を控える

など、できることからやっていきましょう!

いち早くこのパンデミックが治るように協力し合い頑張りましょう!

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2017年4月10日 xYDKx