前回はスターバックス誕生秘話第1章ということで
スターバックスのモデルとなったコーヒーショップについて紹介しましした。
今回はその第2章として
スターバックスの誕生のお話です。
スターバックスが誕生したのは、今から約50年前の
1971年、アメリカ西海岸のシアトルという街でした。
ここからスターバックスは始まり。
今や世界で33000店以上を展開するモンスターコーヒーショップとなったのです。
ではこのスターバックスを誕生させたのは誰なのか?
またスターバックスという店名の由来とは何なのか?
見ていきましょう!
スターバックスを誕生させた3人
スターバックスをこの世に誕生させたのは3人。
①ゴードン・バウカー
②ジェリー・ボールドウィン
③ゼブ・シーゲル
の3人です。
ではこの3人は、どういった経緯でスターバックスを誕生させたのでしょうか?
元はただのコーヒー店の常連客
この3人、実は前回の記事で紹介した
スターバックスのモデルとなったコーヒーショップ
『ピーツコーヒー&ティー』の常連客の3人でした。
そうなんです、この3人は決してコーヒー業界に携わっていたわけではなく
ただのコーヒー好きの3人でした。
なので職業もコーヒー業界とはなんら関係がなく
①ゴードン・バウカーは小説の作家
②ジェリー・ボールドウィンは英語の教師
③ゼブ・シーゲルは歴史の教師
という肩書きの3人でした。
3人は今まで飲んだ事のない、ピーツコーヒーの濃い味に衝撃を受けます。
そして通い続けるうちに、創設者であるアルフレッド・ピートと仲良くなり
コーヒー豆の原産国の話や、焙煎方法のことなど
どうすれば美味しいコーヒーが飲めるのかについて徹底的に教えてもらいます。
そしていつしかこんな思いを抱くようになります。
『自分たちもこのコーヒーショップのように美味しいコーヒー豆を販売する店を作って、もっと多くのアメリカ人に知って欲しい』
そう思うようになりました。
そしてその思いは現実のものとなっていきます
3人は仕事を辞めお金を出し合い、また銀行から借金もして
ついに1971年、念願のコーヒーショップをオープンさせます。
スターバックスの誕生、世界のコーヒーの歴史が変わった瞬間でした。
※スターバックス開業当時の3人
3人はモデルとした『ピーツコーヒー』同様、深煎り用のコーヒー豆の販売を専門とし
同じように多くのアメリカ人に衝撃を与え、少しずつ人気を獲得していきます。
3人のコーヒーに対する情熱、そして仕事に対する情熱は凄まじいものでした。
そりゃそうですよね!
コーヒーのために、仕事を辞め全財産を賭け、借金までして未知の世界に飛び込んでいくなんて、普通はできません。
そこにあったのはただ一つの思い、この美味しいコーヒーをアメリカ中に、そして世界中に広めたい。
それだけでした。
スターバックスの名前の由来
自分たちで新しくコーヒーショップをオープンさせることに決めた3人でしたが
お店の名前をどうするか決めかねていました。
そこで名前の提案をしたのは小説作家であるゴードンバウカーでした。
彼は自分の好きな小説『白鯨』から名前を取りたいと考えていました。
小説『白鯨』とは
そこでゴードンは小説に出てくる船の名前
『ピークォド』はどうだろう?と提案します
が、他の2人からは微妙な反応でした笑
いや、明らかに言いにくいでしょw
ということで、話し合った結果
船でも、船長でもなく、一等航海士の名前はどうだろう?
という結論に至ります。
そしてこの一等航海士の名前が
『スターバック』
でした。
このスターバックという響きに、3人は不思議な魅力を感じます。
さらにこの一等航海士は小説の中で、大のコーヒー好きとして登場しました
そしてこの名前から、お店の名前は晴れて
『スターバックス』と決定したのでした。
こうして1971年、アメリカシアトルで誕生したスターバックスコーヒー。
誕生から現在まで常に高品質なコーヒーを扱い、今では世界最大のコーヒーショップとなっています。
そして次回は、スターバックス第3章。
後のスターバックス初代CEO(最高経営責任者)、ミスタースターバックスと呼ばれた男
ハワード・シュルツとスターバックスの出逢いについて紹介します。
この出逢いが本当に運命的というか偶然の産物というか。
とにかくハワードさんとスターバックスの歴史は面白いので、ぜひとも楽しみにしていてください!
長くなりそうだけど笑
それではまた!
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